毎年7月は僕にとってちょっと特別な月。アフィリエイターとして独立しようと決めたのが2016年の7月だから、毎年7月になると「ああ〜起業してから◯年経ったんだ」と、今までの歩みに目を向ける。
時間が過ぎるのは早いもので、1000記事書いた記念で「アフィリエイトを9年間続けた結果と今後の展望」という記事を書いてから、もう3年の月日が経ってしまった。
前回記事を書いてからの3年間はGoogleの順位変動に巻き込まれることもなく、月別の浮き沈みはあれど、長期で見ると報酬は緩やかに右肩上がりを続けていて、おかげさまで創業6年目を迎えることができた。
アフィリエイトを始めてから12年、そして起業してから6年経ったので、今思うことなどを書き連ねていこうかな。
これまでの歩みを振り返る
まずは、これまでの足跡を簡単に振り返ってみる。括弧内はその年に書いた記事数。
- 2010年(20記事):アフィリエイト始める(アメブロ)
- 2011年(10記事):ビギナーズラック
- 2012年(0記事):ビギナーズラック継続
- 2013年(100記事):アマゾンアフィリと楽天アフィリへ挑戦(FC2)
- 2014年(0記事):2度目のラッキーは訪れず…一旦投げ出す
- 2015年(50記事):アフィリのイロハを学び確かな手応えを得る
- 2016年(200記事):アフィリで起業!(初の独自ドメインサイト)
- 2017年(300記事):黄金ジャンル「FX」「仮想通貨」へ参入!消耗戦からの脱却
- 2018年(250記事):FXサイト開花の影でガジェットサイトから撤退
- 2019年(150記事):FXサイトへ全労力を集中
- 2020年(50記事):FXサイト運営
- 2021年(100記事):FXサイト運営
- 2022年〜(30記事):FXサイト運営
起業当時からの収益推移を眺めると、最近は伸び率が鈍いな…。
確定申告の準備しつつ、2016年からのアフィリエイト収益推移を眺めてみた👀
— bataojisan / Kazuaki Obata (@bataojisan2013) February 25, 2022
年次ではきれいに右肩上がりで喜ばしいものの、最近は伸び率が鈍くなってきたから、なんとか打開しないと頭打ちになってしまう!!
たぶんこのままだと年1億行く前に失速しちゃう… pic.twitter.com/ENYTgBEmZO
起業当時の熱量を思い出せ
ここ3年間くらい、FXサイトの運営しかしてないな…マンネリ化!
労働時間でいうと、起業したての2016年〜2017年頃は1日最低でも8時間、多いときなんか16時間はパソコンに齧りついてた時もあり、自律神経がぶっ壊れるという始末。
起業当時の労働を時給換算すると、それはそれはもう目も当てられない状況で、月300時間くらいキーボードを打ち続けても月10万行けばいいほうだった。時給300円ってどういうこと!?って絶望しながら、這い上がったあの辛さは、できればもう経験したくない。
収益の柱が立ったのは2018年のあたりで、その頃から経済面とメンタルが安定し始め、セルフブラック労働からは一度足を洗ったつもり。
でも、試行錯誤しながら先輩アフィリエイターの後ろを追いかけて、成り上がっていくあの時の勢いは快感だったな〜。もう一度味わってみたいという気もする。
これまで築き上げたWebサイトがそれなりのアクセスを集めてくれていて、今はもう保守と更新さえしてれば安定した報酬が得られるんだけど、このままだと競合に抜かされ、ゆっくりと廃れていく予感がして最近不安でならない。
しかしまだリタイアする気はなく、年収1億円というラインを超えて一つこの仕事に区切りが付くと思っているから、ここで今一度セルフブラック時代の熱量を取り戻し、次のステージに進まないといけないんだよ。
残酷だが競合を潰さないと上には進めない
アフィリエイトそのものの市場規模はとても大きく、3,000億〜4,000億円といわれているが、僕が参戦しているジャンルはどちらかといえばニッチな分野。ニッチな分野を深く幅広く扱う、いわゆる「ロングテール戦略」をとっている。
Googleの大手企業・大手サイトの優遇傾向は近年ますます強くなり、個人のメディアがそれらに打ち勝つために、唯一残されているのがロングテール戦略だからだ。
しかし、アフィリエイターの数も年々増え、唯一のオアシスとされたロングテールキーワードでさえ競合が増えてきて、もうなんというか、殺伐とした戦場のように潰し合いが行われているのが現状。
自分のWebサイトよりも大きなWebサイトに食らいつき、それらを潰していかないと厳しいんじゃないかな。競合を隅々までリサーチしてパクれそうな手法は片っ端から取り入れて、なおかつ競合に勝るコンテンツを提供することで、シェアを奪わないと月1,000万には届かない気がする。
生活レベルを上げてプレッシャーかけてみようかな
人が生きる上で一番お金がかかるのが居住費。住んでるだけで、寝るだけで、息を吸うだけで固定費がかかるからね。
これまで住居にかける額は収入に対する5%〜10%程度に収めるようにしてきて、安いときは月5万〜高くても15万程度で抑えてきた。
今のプライベートの出費といえば、自分の生活費と家族への援助で30万円〜40万円くらいだが、半分くらいは株式の配当金でまかなえるし、残りの半分くらいは副業とか諸々で全然カバーできる。だから、最悪アフィリエイトが駄目になっても暮らしてはいけるんだよ。
でも、「最悪駄目になっても大丈夫」という甘えが大きくなってきた気がして、これもしかして危ない兆候!?と直感してる。
だから適度な緊張感を持つために、生活レベルを上げてプレッシャーかけてみるのも一つの手かもしれない。具体的には居住費の部分で、タワーマンションにでも住めばレベルアップした感を味わえるのかな?
港区は立地最高なんだけど、ちょっと柄に合わないし津波の被害が怖いから、渋谷区・目黒区・世田谷区(東横線もしくは田園都市線あたり)はどうだろう…とか物件資料を漁っている最中。👉結局クロスエアタワーにした!
- 中目黒アトラスタワー(目黒区上目黒)
- クロスエアタワー(目黒区大橋)
- ザ・パークハウス三軒茶屋タワー(世田谷区上馬)
- 二子玉川ライズタワーレジデンス(世田谷区多摩川)
- パークコート渋谷ザ・タワー(渋谷区宇田川町)
雑記:米ドル建て・円建て収益のバランス
昨今、米国の金融引き締めで金利が上がる一方、依然として日本は緩和継続で、日米の金利差は開くばかり。
それを見込んでというと少々後付臭くはなるけど、2020年頃から長期的に円安方向に振れる可能性が高いと見ていたから、最近は報酬のほぼ全てを米ドル建てで受け取っている。
この施策が功を奏したのか、直近の円安・米ドル高によって痛手を被ることはなく、むしろ資産の円建て評価は上がる一方だった。
とはいえ、日本で生活するなら基軸通貨はやはり日本円なわけで、米ドルに全振りというのも好ましくないな。これからは米ドル70%:日本円30%くらいの配分で報酬を得られるようにしていきたい。