アフィリエイトを始めてから早8年。今までの行動や推移を振り返る

最近、これまでの自分を振り返りたくなってきたので、こうして自己満記事を書いている次第。

思えば、僕がアフィリエイトを始めた2010年から数えて、早くも8年ほどが経過しました。東京オリンピックが催される2020年、つまり僕が成人する頃には、ちょうど10年というキリの良い節目を迎えるわけですね。

2010年:初めのアフィサイトはアメブロだった

先日の記事でも書いたとおり、初めてのアフィリエイトブログは「iPhoneアプリ」をテーマにしたもので、アメブロで作りました。

当時のアメブロは「iTunesアフィリエイト」と連携していて、iPhoneアプリ等を紹介してそこから有料アプリが購入されれば、いくらか報酬が得られました。成果は、半年ほど続けて1.5万円。今思えば微々たる額ではあるものの、たった20〜30記事、それもスパムと判定されてもおかしくない幼稚な文で書いていたので、ある意味成功といえるのかな(苦笑)

がしかし2013年、iTunesアフィリエイトは突如として終了。その頃は既に他のブログサービスへ移っていたため、特に痛手を食らうことは無かったのですが、アメブロからは一旦手を引きました。と同時に、無料ブログサービスに疑問を感じ始めていたのもこの頃です。

2013年:第二弾は「FC2ブログ」だが、アクセス皆無で投げ出す

アメブロからの乗り換え先として選んだのは、FC2が運営する無料ブログサービス「FC2ブログ」。アメブロではamazon.co.jpと楽天以外のアフィリエイトリンクを貼れないので、それが可能なFC2ブログへ乗り換えたのです。

アメブロの延長線上のようなやり方で作りましたが、残念ながらアクセスは2桁。少ないアクセスで確実な利を狙えるジャンルではないため、当然収益ゼロの状態が続き、アメブロでの成功はいわゆる「ビギナーズラック」であったことに気づきます。

2013年の春頃作ったFC2ブログですが、確か一年も続かなかった気が…。

2015年:SEOやマーケティングの知識を身に着け、第三段「はてなブログ」へ挑戦

アクセスが集まらず収益が上がらない、それには理由があるはずだ。ということで、一旦サイト運営のほうは手を止め、アフィリエイトの根本から自分なりに勉強しました。

「勉強」といっても、商材や本には手を出してません。魅力的な商材はいくらでもありますが、断片的な情報を引掻き集めても本質的なところへ辿り着けない、そう直感したからです。ネット上にある無償の情報こそ、核心をついていると思ってます。特に「バズ部」様や「アフィリエイト野郎」様をはじめとするプロフェッショナルな方々のサイトには、感謝してもしきれません。

自分なりに組み立てた戦術を基に実践したのが「はてなブログ」で、これが2015年1月の出来事。こちらも無料コースで運営しましたが、これまで使ってきた無料ブログサービスの中では断トツで使いやすく、今思えばWordPressの操作感に非常に似ていましたね。

HTMLタグを適切に使い、CSSを用いて「読みやすさ」を追求し、人間とロボット(検索エンジン)の両方にフレンドリーな作りを目指しました。「訪問者の潜在的なニーズを探る」「検索されるであろうワードを意識して埋め込む」「分かりやすい文章構造を意識する」などなど当たり前の事を実践したまでで、トリッキーな仕掛けはしていません。

  • 検索されるであろうキーワードを必ず記事タイトルへ入れる
  • 記事ごとに明確なテーマを割り振る
  • 見出し(h2、h3、h4タグ)と段落(pタグ)を構造的に組み立てる
  • 引用部分は必ずblockquoteタグで囲い、出典元はciteタグで囲う
  • 要となる部分はstrongやbタグで囲い、css編集で太文字化する
  • メタキーワード(検索結果に出てくる説明分)を工夫する
  • パンくずリストを設置する

その結果、開始4ヶ月ほどで月1万円前後の収益を継続して得られるように。やはりこちらも今思えば微々たる額ですが、「9割が月1万円未満」(日本アフィリエイト協議会発表)といわれているアフィリエイト業界ですから、決して失敗だとは思っていませんよ。

アフィリエイト市場調査2017を発表 ~月3万円以上の収入があるのは全体の5.7%~ | 日本アフィリエイト協議会

アクセスや収益が安定して伸びたのはもちろんですが、記事へ対するレスポンス(コメントやはてブ)が一番嬉しかったですね。より読みやすい記事を目指し、記事の情報を定期的にアップデート = リライトしていたところ、それが功を奏したようで、30にも満たない少ない記事数にも関わらずアクセスは着実に底上げされていきました。

そして開始から半年経った頃、とある記事がそこそこ強いキーワードで検索順位一位を獲得し、その記事だけで一日500〜1,000PVを集めるようになりました。

2016年:遂に独自ドメインでのサイト運営を開始!趣味だったアフィリエイトを仕事として位置付ける

2016年7月、遂に独自ドメインによる本格的なサイト運営を開始。と同時に、これまで「趣味」の領域だったアフィリエイトを「仕事」として位置付ける決心をしました。

ジャンルはスマホやパソコンといったデジモノ系に特化し、商品レビューやニュース配信といった系統の記事を1日1〜2記事くらいのペースで更新していくスタイル。決して大きく儲かりそうなイメージはありませんでしたが、自分が夢中になれる分野だったので、ネタにはまず困らないだろうなと。

初期費用はサーバー1年分の料金12,000円 + 初期費用3,000円 + ドメイン料1,000円くらい = 計16,000円くらいで、所持金のほぼ全てを投入。当時はレビュー製品を仕入れる資金なんぞ持ち合わせていなかったので、ニュースやそれに対する見解、セール情報、お役立ち系ネタなど、お金を投じなくても作れる記事に特化しました。

ちなみに、導入したのはAmazonアソシエイトと格安SIM系のプログラム。Amazonは初期の段階からそれなりに収益を生み出してくれたので、ある程度額がまとまったところで格安SIMやSIMフリースマホ関係へ投資し、収益を加速させました。

次第に海外(主に中国)のガジェットにも興味が湧いてきて、日本ではあまり知られていないようなメーカーの製品を紹介したところ、予想以上の反響が。(現在のメインコンテンツがコレです)

そして、開始から4ヶ月後くらいには、中国のECサイトやソフトウェア開発会社からアフィリエイトへの誘いや製品レビューのオファーを頂けるようになり、休む間もなく作業に追われるようになります。幸いにもアクセス数や収益はグングン伸びていったので、苦ではありませんでしたし、良い意味でプレッシャーを感じる毎日でしたね。

FXや仮想通貨特化の少記事サイトを2つ立ち上げる

メインサイト立ち上げから丸一年経った頃、そちらの収益がそこそこ安定してきたと共に、余力が出てきたので、前々から構想を立てていた「FX」と「仮想通貨」のジャンルへ参入。2017年春から夏にかけて、少記事サイトを2つ作りました。

1つは、とあるチャートサービス(勘の良い方は分かるかも)に特化したサイトで、こちらは超ニッチなところを狙ったため記事数はたったの15。2つ目は、海外ブローカー等に特化したサイトで、こちらは月5〜10記事くらいのペースで更新中です。

両サイト共に頻繁な更新を必要とせず、一度書いた記事が半永久的に収益を生み出してくれるような「資産型」に徹している点が特徴。

アフィリエイトの中では最も競争が激しいジャンルの一つとされていますが、ニッチなところ、SEO的にいえば「ロングテールキーワード」を攻略すれば効率よく収益化できるだろうと踏み、実際そのとおりの結果になりました。ロングテール万歳!

アクセスは両方合わせてもメインサイトの20分の1程度ですが、現在は総収益の3〜4割ほどを占めています。検索順位はまだまだ伸びしろがあるので、両サイトが収益の要となるよう、引き続き作り込んでいくつもりです。

アクセスと収益の推移を振り返る

はてなブログ時代から先月2月まで約3年間のアクセスと収益を、グラフ化してみました。

あ、折れ線がページビューで、積み上げバーが収益(日本円建て)を示しています。

今後の目標

今後の目標ですが、これまで通り「収益アップ」これに尽きます。ただし、具体的に「いくら」という目標は設けておらず、とりあえず伸ばせるところまで伸ばしたいというスタンス。

付け加えるならば、「如何に少ない労力で大きな収益を生み出せるか」を研究題材として取り組みたいですね。そのためにも、FX等の高単価ジャンルは欠かせないので、2018年はメイン50%・FX関係50%くらいで時間と労力を割り振っていく予定です。

それから、語彙力と文章力をアップさせたい…。

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